心理教育&看護師が行う心理教育 2018年9月25日

9月初旬、大阪市立大学大学院看護学研究科教授の松田光信先生をお招きし、心理教育に関するご講義をしていただきました。


松田先生は、統合失調症をもつ患者様に看護師が心理教育を実施していくというNursing Psycho Education(NPE)を開発された先生で、現在も多くの精神科の医療現場で普及・教育活動をされています。

心理教育とは、精神疾患をもつ患者様の心理社会的治療の1つです。臨床現場で働く私たちもよく耳にします。しかし、その内容や実践方法はまだまだ臨床に普及していないのが現状だそうです。また、心理教育は技能と同じくらい実施者の「(患者さんの発言を)待つ」や「患者さんから教えてもらう」という姿勢が重要であり、そのような姿勢を普段の臨床活動から意識していくことが重要であると教えていただきました。
心理教育に関する知識や技能はもちろんのこと、患者様の支援をする私たち医療者の目指すべき姿を考えさせられる研修会でした。

そして…9月11日には、松田先生がおられる大阪市立大学阿倍野キャンパスで実施された心理教育の研修会に参加してきました!
大阪府内の精神科病院や訪問看護ステーションの看護師の方々も参加され、「どのようにすれば看護師が行う心理教育を導入できるか?」や「訪問看護の現場からも心理教育を用いて患者さんにアプローチしたい」などの意見交換がなされていました。

臨床現場の質を高め、患者様にとってより良いケア・キュアを提供するためには、経験だけでなく、(上記のような)研究や理論などアカデミックな分野の力も十分に活用しなければならないと思います。当院の看護部教育では、そのようなことを意識しながら、看護者教育を推進していきます!

看護部教育委員会

 





2018年9月25日