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「第25回日本認知療法・認知行動療法学会」にて研究成果を発表しました

お知らせ/ 医療関係者の方へ

2025年11月14日~11月16日に開催されました「第25回日本認知療法・認知行動療法学会」にて、当院心理師が研究成果を発表しました。

発表演題覚醒調整スキルと神経心理学的代償方略を認知行動療法の前処置とする効果-リワークデイケアの1症例を通して-
著者名橋本麻里子、清瀬千彰、中村嘉宏、末政涼子、川﨑紀枝、田中克昌、内海浩彦*、西藤聖子、辻下洋介**
著者所属有馬病院*、内海メンタルクリニック**

認知行動療法(CBT)は、精神疾患の治療や復職支援において効果が検証されており、治療ガイドラインでも推奨されています。しかし、CBTの効果を発揮しづらくさせる要因があることも指摘されています。当法人の内海メンタルクリニックのリワーク(復職支援)デイケアでは、こうした要因に配慮したマインドフルネスなどを活用したCBTプログラムを提供しています。

今回、本リワークデイケアプログラムの有用性について発表しました。就労継続・再発予防に必要な、自身の状態への気づき、CBTスキルを使ったセルフケアがしやすくなることが示されました。

研究にご協力いただいた患者様に感謝を申し上げるとともに、当法人のリワークデイケアが、精神疾患にて休職中の方々のお役に立てられるよう、今後も支援に励んで参ります。

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