看護部について
働きやすい職場づくり
休暇の取りやすい環境
人材確保や変動勤務(早出・遅出など)を取り入れ、時間外勤務を減らし、有給休暇を取得しやすくしています。
また夜勤専従者の配置を考慮し、負担軽減を図っており、プライベートの時間も確保しやすいです。
看護補助者の配置
各病棟に看護補助者を配置しています。病棟の環境整備・メッセンジャー業務・物品管理など様々な業務のフォローを行います。
それにより看護業務の中断が少なくなり業務に専念できる体制です。
子育て支援
産前・産後休暇、育児休業制度や保育料の補助があります。
早出・遅出・夜勤や日曜・祝日(土曜)の勤務を免除し、残業が少なく子育てしながら働ける環境を整えています。
院内研修
院内研修は、各委員会主催のものと看護部主催のものがあります。
- 医療安全対策研修会
- 全職員を対象に、医療安全対策の基礎知識や具体的な取り組みなどを学びます。(年2回開催)
- 感染症対策研修会
- 全職員を対象に、スタンダード・プリコーション(標準予防策)から各感染性疾患対策まで、季節や流行の兆候に応じてタイムリーな研修を行っています。(6月~2月まで毎月開催)
- 倫理研修
- 社会人として知っておくべき倫理的知識を学びます。
人材育成・研修
新人看護師への研修
4月 | オリエンテーション | ・今後の教育方法 ・学習者としての姿勢 |
5月 | 診療の補助技術Ⅰ・Ⅱ | ・吸引 ・酸素療法 ・静脈注射および接続点滴 ・採血 |
6月 | 精神科看護の基本Ⅰ | ・精神科看護の役割 ・自己理解の重要性 ・精神科看護の対象 ・精神科臨床における倫理 |
7月 | 精神科看護の基本Ⅱ | ・治療的道具としての精神科看護者 ・コミュニケ-ション技術 |
8月 | 精神科看護に関連する知識Ⅰ・Ⅱ | ・精神科臨床における主な治療法 ・生物学的治療 ・心理社会的治療 ・精神科の歴史と関連法規 |
9月 | 行動制限を受ける患者への看護 | ・行動制限に関する知識と技術 ・看護者の役割 |
10月 | 精神科看護における理論の活用Ⅰ | ・理論の活用方法 ・オレム・アンダーウッド理論 |
11月 | 精神科看護における理論の活用Ⅱ | ・オレム・アンダーウッド理論を用いた事例検討 |
12月 | 事例検討会① | ・受け持ち患者に対する看護の検討 |
1月 | 事例検討会② | ・受け持ち患者に対する看護の検討 |
2月 | 事例検討会③ | ・受け持ち患者に対する看護の検討 |
3月 | 自己の成長の振り返り | ・学びの振り返り ・自身のキャリアの再考 |
WEB研修の導入
いつでも・どこでも・誰でも利用できるWeb研修を導入しました。
新人教育から中堅・看護研究・看護管理、さらには専門分野まで、幅広い分野をカバーした研修になっており、自分の勉強したい分野を強化し、苦手な分野も克服できるようになりました。
もちろん、自己学習という事は本人の意思が強固でないと難しいところですが、単位制の導入や人事考課との連動により、意欲的に取り組めるような体制づくりも考えています。
ネット環境のない人も利用できるよう、教育委員会(看護及び助手)が研修会として視聴の場を設けたり、休憩時間等を利用して病棟単位で勉強会を開くといった工夫も行っています。
ナーシングサポートプログラム
看護部職員一人ひとりに個人用パスワードを配布し、学研メディカルサポートの学研ナーシングサポートを利用して自主的に学習できるような体制を用意しています。
また、視聴環境のない方に向けて上映会の機会を設けています。
ナーシングサポート本年度講義配信スケジュール
基礎習得 | 精神科 | 管理職 チーム医療 | 看護研究 | その他コース |
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・4~3月 毎月1回 | ・4~3月 毎月1回 | ・4~3月 毎月1回 | ・4月 3回 ・5月 3回 ・7月 2回 ・8月 3回 ・9月 4回 | ・医療安全 3回 ・院内感染対策 3回 ・看護補助者研修 9回 |
奨学金制度について
有馬病院では看護学校等の学生に奨学金の貸与を行っています。
初年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 合計 | |
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奨学金額(3年制) | 600,000円 | 600,000円 | 600,000円 | – | 1,800,000円 |
奨学金額(4年制) | 600,000円 | 600,000円 | 600,000円 | 600,000円 | 2,400,000円 |
月額貸与金額 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | ― |
※ただし、1年間の最大貸与金額600,000円とし、年度途中からの貸与開始の場合は4月を基点として経過月×50,000円を初回時に貸付けます。
例)貸付開始が7月の場合は、7月に200,000円(4月~7月分)を貸付けし、その後は毎月50,000円ずつの貸付けを行います。