当院の心理師が日本心理学会 第90回大会に参加しました
投稿日:2026/10/08
日本心理学会 第90回大会に参加し、臨床心理学、職場のメンタルヘルス、組織行動など、幅広い研究・実践報告から多くの知見を得ました。
特に印象に残ったのは、心理的不調による仕事上の困難を症状の強さだけで捉えるのではなく、「仕事に着手できない」「判断を後回しにする」といった具体的な仕事行動の停滞として捉える視点です。
また、主体的に仕事や環境へ働きかける行動は、本人の意欲や自信だけでなく、上司や同僚との関係、チームの力、職場環境とも関連することが示されていました。
こうした知見から、復職支援では「職場に戻れること」だけでなく、復職後にご本人が安定して能力を発揮し、必要な相談や調整を自ら行える状態まで支えることが重要だと感じました。
今後は、ご本人への支援に加えて復職先となる職場とも連携し、役割や相談経路、業務量などを調整するために必要な情報共有についても共有しながら、ご本人と職場の双方にとって持続可能な復職・就労支援につなげていきたいと考えています。